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Vol.5 助野太祐さん

助野太祐
助野太祐

EPW members interview Vol.5

助野太祐 Taisuke Sukeno
株式会社オールブルー代表取締役CEO

Profile

1983年シンガポール生まれ。リクルート、博報堂を経て、2013年に独立してオールブルーを設立。業界初の「コンテンツブティック」というジャンルを確立し、広告やプロモーションをコンテンツ化。国内外であらゆるクライアントを抱え、広告の持つ新たな魅力を発信している。

広告をコンテンツ化するなど、新たなクリエイティブを作り続ける助野太祐さんにお話を伺いました。

現在の仕事内容を教えてください。

“広告の先にあるコンテンツを作る”
株式会社オールブルーができてから9年目。広告の出口戦略から考えて、どんなコンテンツを作ったらいいか、企画するだけでなく立案して形にするところまで担っています。最初は、当時ガラパゴス状態だったJ-popを海外に発信するメディアを作るところからスタート。コンテンツを流通させ、クライアントと繋げることでネットワークを作っていきました。

今は日本でも同様に活動を広げています。例えば、コマーシャルミュージックビデオというアイデア。いわゆる、ブランデッドエンターテイメントですね。企業のプロモーション映像にアーティストを絡めると、コンテンツになって魅力が増します。ムービーでなく、イベントの場合もありますが。

EPWに入られたきっかけを教えてください。

“明らかに普通のシェアオフィスとは違う、EPWの魅力”
実はEPWの完成前から入会が決まっていたんです。運営会社の理事をやっていた関係で知ったのですが、いいコミュニティビジネスだな、と素直に思いました。それまでは打ち合わせ先の近くなどでシェアオフィスを借りていましたが、あくまで仕事場としての利用。周りはスタートアップの若者が必然的に多くて、それはそれでいい世界なのですが、自分は落ち着かない感じでした。EPWは一般的なシェアオフィスとは全く違う。参加している人のクオリティが高いし、元々の知り合いも多くて。自然体で入ることができました。

EPWのどんなところが魅力ですか?

“普段会えない人に会えるから、リフレッシュになる”
ここは、メンバー同士でインプット・アウトプットができるところが魅力。私は多くて月に2回程度の利用ですが、なんのためかというと、自分の空気を入れ替えたくて来ているんです。ここで仕事をするためというより、畑違いの人と話したいから。スタッフの方がメンバーを紹介してくれることもあって、いつも刺激がありますね。基本的にはいつもラウンジにいます。ゲストを一人連れてきて、4階のテラスでお茶をしたり。

EPWでの印象的なできごとを教えてください。

“自然な流れで仕事が広がっていった”
EPWに入って、一番大きいできごととしては、出会って三日の人に出資したことがありますね。ほかにも、仕事仲間を紹介してもらったり、コンペに参加したり。それを狙っていたわけじゃないんですが、自然の成り行きでそういうつながりが生まれていった気がします。

プライベートでも友人ができました。大人になると、なかなか新しい出会いってないじゃないですか。ここには年齢も業界もいろんな人がいて、男女も半々。経営者でも広告業界でもない人と話せるのが楽しいです。一緒に参加した後輩なんかは、ここで刺激を受けて心の中に眠っていたものに火がついたのか、独立していきました。大切な社員がいなくなるのはショックだけど、ここがきっかけをくれたのは良い事なのかなと。彼はここで出会った人と結婚しましたしね。

今後は、アプリ開発、テック系、ブランド立ち上げなどの分野で頑張る人たちにどんどん会いたい。普段の仕事ではサービスやブランドが出来上がってから手元に来るので、それが出来るまでの過程を見ることができるのは新鮮なんです。

今後のビジョンを教えてください。

“常にネクストブレイクを見据えて、広告業界をもう一度盛り上げたい”
いま、広告業界は転換期に来ていると思っています。私が仕事を始めた20年くらい前は、めちゃくちゃイケてたイメージですよね。でも、いつの間にか業界のオタク化というか、業界の中だけで盛り上がっている感じがしてきています。当時のように、常に最先端に立っていて、いろんな遊びを知っている大人が減ってきたんじゃないかな。いまだにTikTokやInstagramをやっていない広告マンがいるくらいなんですよ。時代を先取るどころか、興味を持つことさえもなくなって、アンテナを張った人が減ってきているのではと思っています。

でも、まだ広告できることがあると信じています。オールブルーは、常に様々なジャンルをアップデートしていきたい。不思議と、社員はみんな、その世代のアーリーアダプターが集まっています。物事を知っていて、流行に敏感で、時代を作れるような存在になりたいんです。誰でもコンテンツを作って発信できるようになった今、広告だけで成り立つこと、解決できることはは減っている。だからEPWでは、コラボ相手を探したり、ヒントをもらったり、360度にアンテナを張って引き出しを集めに来ているんです。

Taisuke Sukeno

Interview with