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Vol.19 KISSENさん


EPW members interview Vol.19

KISSEN / Crystal Om
クリスタルサウンドアーティスト・瞑想コーチ

Profile

瞑想コーチとなったことがきっかけで、約20年間続けてきた自身のリラックス法「クリスタルボウルの音を聴くこと」を探求し始めたことから、寝たまま受けられるリラクゼーション、音によるマインドフルネス瞑想をスタート。
それはA=432Hzに調律されたクリスタルボウルの美しい音を浴びるだけで、音と身体が共振する今までにない新感覚体験。健やかな日々を過ごすため、内側と繋がり、自分と向き合い整えることの大切さを伝えている。定期セッションをはじめ、ウェルネスに共鳴するブランド、企業などとのコラボレーションやイベントなどに出演。

透明な音で心と体をほどくクリスタルサウンドアーティスト・KISSENさんにお話を伺いました。

お仕事について

クリスタルボウルを購入したのは、いまから5年ほど前。瞑想コーチになったのをきっかけに忙しすぎる自分のため、以前から好きだったクリスタルボウルを1セットを手に入れたことでした。もともと自分のためのヒーリングツールだったのですが、購入してすぐに「イベントに出てくれない?」と声をかけてもらい初めて人前で演奏することに。それ以来、ご縁の流れに乗るようにホテル、企業研修、ウェルネスやヨガイベントなど演奏の場が広がりました。EPWで月に2度開催しているセッションは、メインとなる大切なセッションです。 パートナーと「Crystal OM」として演奏していますが、イベント内容によっては1人で行うこともあります。サウンドバスやヒーリングの世界では家族やパートナー、兄弟と一緒に行っている人も多いんです。呼吸のリズムや感覚、そして目指すものが自然に共有できているからこそ、言葉で説明しなくても同じ景色を見ているような感覚になるのだと思います。

こんな人に届けたい

基本、どなたでもいらして頂きたい!と思っておりますが、立地的に都会でがんばることが当たり前になっている方に参加頂いてることが実際は多いですね。
朝から晩まで頭の中がいっぱいで、200%の力で走り続けている人。そんな方がふっと立ち止まり、深呼吸できる“憩いの場”のような雰囲気になっていると思います。お仕事帰りにポーンと来て横になり、目を閉じて、響きを浴びるだけです。
忙しい毎日の中では忘れてしまいがちな“美しい音の中で何もしない”という贅沢を、ほんのひとときでも味わってもらえたら嬉しいです。リピーターさんの中には、ただ眠って帰られる方もいらっしゃいます(笑)普段の肩書きや役割が重くのしかかってる方もセッション後はみなさん軽やかになっています。
ピカピカの笑顔でお帰りになる姿をみるのは私たちへのご褒美に感じています。また、場所柄ここに来るのが緊張しそうという方もいるのですが、セッション後は互いを知らなくても自然と肩の力を抜き会話に繋がっていきます。枠を外した関係性が自然に生まれ、リピーターさん同士で遊びにいったりお仕事されたりと交流の輪が生まれているのをみて幸せを感じています。それは昔、自分が音楽イベントなどに行き、名前もしらない人たちと仲良くなり、人間同士純粋な仲間になれた感覚とすごく似ています。

EPWへの入会のきっかけ

EPW初期からのメンバーです。EPWオープン前から石古さんを通じニーマル先生に瞑想を教えていただいてた流れでした。
「ここに集まる人は人間的に面白く笑顔の多い氣のよい空間」と感じていました。無理に距離を詰めなくても、すでに仲間みたいな感覚がある。そんな空気感が心地よくて自然と入会をしていました。
また自宅に近いこと、内装も素敵でここにいるとモチベーションを上げやすいこと、総じて氣が良いのだと思います。

EPWの魅力

EPWは私にとって“遠い親戚の集まり”のような存在です。EPW独自の審査基準をとおって入会されている方ばかりなので、コミュニティスタッフさんに紹介してもらった方とも自然にお話しができますし信頼関係が築きやすいです。普段は良い距離感でお互いを見守り、必要なときは自然に助け合っています。
ある日、たくさんの方とネットワークのあるスタッフさんに声をかけられ当時メンバーだったJUKANさんともう一名は外部の方なのですが、3人で演奏することになり、メンバー同士で突然ユニットが生まれました。
実はこの3人のメンバー全員とてもシャイで、自分からはあまり話さないタイプ(笑)にも関わらずEPWオリジナルユニットが一瞬で生まれたことは、キャスティング能力の高いスタッフさんだったからこその成功ストーリーかなと思います。

EPWでの広がりと変化

当初はビジネスとして自分の活動を広げようとは考えていなかったんです。でもEPWで人とつながるうちに、企業研修やブランドのイベントに呼んでいただくようになり、活動が流れるように広がっていきました。それはEPWが早い段階からウェルネスを意識した取組みを中心に展開していたのと、コミュニティ活動の質の良さからだと思います。
それまで巷では「ウェルネス」の領域はニッチなもので、ポワンとした不確かなものでしたが、価値基準を与え、ビジネスと結びつけていく力がEPWにはあったと思います。 そのおかげで現在は、サウンドヒーリングや瞑想も良いイメージとなり企業に自然に受け入れられてきています。
そんなフィールドで、セッションをさせていただいていることは、私自身とても幸せですしこのコミュニティを盛り上げるために、私でお役に立てることがあればお手伝いさせていただきたいなと思っています。
また仕事が終わったら、さくっと美味しいものを食べに行く?などと声掛け合える仲間がいるのもいいですね。苦手なことにもみんなとだったら、チャレンジできたり、自分だけの世界で留まらないことが日々起こっていくのがEPWです。ですので、まだここに来られたことがない方は一度ご体験いただきたいです。 この空気感に触れたら、なるほど、と、一瞬でわかると思います。感性豊かな方たちとつながり、創造していく。それがEPWなのではないでしょうか。

KISSEN

Interview with