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映画『炎上する君』特別先行試写

映画『炎上する君』特別先行試写

8月4日(金)より渋谷シネクイントほか順次公開予定の映画『炎上する君』を、EPWメンバーのみなさまに特別先行試写会を開催いたします。
上映後には、本作の監督ふくだももこと、文筆家で恋バナ収集ユニット「桃山商事」の代表を務める清田隆之によるトークショーを開催いたします。

映画『炎上する君』

Introduction

何度も現実に絶望する二人の女性が、世にも奇っ怪な「炎上する男」を探すシスターフッドムービー。
多彩な才能を発揮するふくだももこ監督が「世界中でわたしが一番撮りたいと思っている」と言い切ったのが、一度見たら忘れられない個性的な風貌と確かな演技力で映画やドラマにも多数出演するうらじぬの。 そして、うらじぬのが最も魅力的に映る物語として選ばれたのが、ふくだ監督が敬愛してやまない作家・西加奈子が2010年に上梓した傑作短編小説『炎上する君』。原作の内容を、ふくだももこ監督が大胆に脚色し映画化。2023年現在にも通じる原作小説の先進性と普遍性を炙り出すシスターフッドムービーとなった。
おかっぱ頭の梨田の親友で、おさげがトレードマークの浜中をファーストサマーウイカが演じ、普段とは異なるイメージで強烈な印象を残している。
梨田と浜中が脇毛を見せながら踊り狂う劇中歌にはゆっきゅんの「DIVA ME」。さらに、物語の余韻に寄り沿うエンディングテーマには、同じくゆっきゅんの「NG」が起用されている。
本作を再編集した短編版はショートフィルムフェスティバル&アジア2023で、ライブアクション部門にノミネート、アジアインターナショナル&ジャパンプログラムでの上映に選出された。

Story
私たちはいつも傷付き、絶望している。けれど、私たちは唯一無二の親友だ。
高円寺の高架下。アップテンポなダンスチューンに合わせ、おもむろに脇毛を見せながら踊り狂う二人の女性・梨田と浜中。彼女たちは唯一無二の親友である。
高円寺の銭湯。「50代の男性と14歳の少女の真剣な恋愛」「政治家の女性蔑視発言」「医学部での女性受験者の一律減点」など、日々起こる女性への抑圧に二人は傷付き、憤る。
ひょんなことから、二人は脇毛をたくわえ、ダンスをすることで自分たちを解放するようになる。誰のためでもない自分のために脇毛を生やし、晒す二人。
そんなある日、高円寺周辺ばかりに出没する「炎上する男」の噂を聞きつけた浜中。噂はどうやら真実味を帯びており、二人は一度でも目にしたいと好奇心を頼りに探し回る。ぼうぼうと足が燃える男。その男は、一体何者なのだろうか―――。

2023年8月4日(金)より渋谷シネクイントほか順次公開
©LesPros entertainment

Twitter:https://twitter.com/Enjyo_Movie
Instagram:https://www.instagram.com/you_are_lit_movie/

上映後トークショー

ふくだももこ
1991年生まれ。大阪府出身。好きな作家は西加奈子。
映画『おいしい家族』『君が世界のはじまり』『ずっと独身でいるつもり?』を監督。
2016年に小説「えん」で集英社のすばる文学賞を受賞し小説家デビュー。
2020年に舞台「夜だけがともだち」の作・演出を手掛ける。
映像、文学、演劇と様々なフィールドで活動し、2020年には第一子を出産。 常に新たなまなざしで表現を続ける。

清田隆之
文筆業、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表。「恋愛とジェンダー」をテーマに様々な媒体で執筆。著書に『さよなら、俺たち』『自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと』『どうして男はそうなんだろうか会議――いろいろ語り合って見えてきた「これからの男」のこと』(澁谷知美さんとの共編著)。新刊の単著『おしゃべりから始める私たちのジェンダー入門 暮らしとメディアのモヤモヤ「言語化」通信』(朝日出版社)が2023年6月に発売。
Twitter: @momoyama_radio

【ご案内】
日時:2023月7月4日(火) 18:45〜20:30 (開場18:30)
場所:EAT PLAY WORKS 4F LOUNGE
参加費:無料
参加者:EPWメンバー
※事前に予約が必要です。受付スタッフまでお声がけください。

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EAT PLAY WORKS

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