YOHAKU salon vol.5

京都祇園の禅寺に生まれ、和の空間に囲まれて育つ。 祖父の法要の時、色とりどりの衣を纏った僧侶がお経を唱える姿を目にし、 それがあまりにも美しく心に残り、着物の世界へ進むきっかけとなる。2008年西陣和装学院にて師範を取得、更に婚礼・芸舞妓の技術を習得。 祇園を拠点に着付けやスタイリング、和装小物の企画に携わる。2015年10月活動の拠点を東京へ。着物を日常着として暮らし始める。同年春、白金にプライベート着付けサロン「 enso」をオープン。 自装からプロ養成講座、所作指導、パーソナルキモノコンシェルジュなどを行なう。現代生活に寄り添う多様性のある着物スタイルを提案。 講演や教育機関での講義、メディア連載などを行なう。 更に国内外のブランドやアーティストとも多数コラボレーションし、 商品企画やアート作品を生み出し、海外メディアに掲載されるなど活動は多岐にわたる。2023年には古来の叡智と最新の技術で和紙からつくる オリジナルプロダクト「紙織-shiori-」をリリース。更に『日本の美意識と未来へ』を掲げ、日本の美意識の価値を紐解き、 未来へとつないでいく企業として、株式会社ensoを設立。現在、パブリックヘルスストラテジスト、公衆衛生学者である 林英恵さんと「着物と健康」に関する研究プロジェクトが進行中。 着物の可能性を追求し続けている。

Official HP：https://hitomi-ito.com/
enso HP：https://shop.ensoofficial.jp/