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Vol.1 坂口 真生さん


EPW members interview Vol.1

坂口 真生 Mao Sakaguchi
エシカル・ディレクター

Profile

高校でアメリカへ渡り、大学卒業後ニューヨークにて音楽業界に携り、自社音楽レーベルを設立する。日本へ帰国しアッシュ・ペー・フランスにプレスとして入社。セレクトショップ、アート事業、Eコマースの立上げに参画。
2012年日本最大のファッション・デザイン合同展示会「rooms」で日本初となるエシカルをテーマとしたエリアを立上げる。
2017年エシカル事業部を設立、ディレクターに就任。
銀座三越、ルミネ、東急百貨店、阪急百貨店など商業施設にて エシカルキャンペーンを企画プロデュース。SDGsやサステナブルの関心の高まりから、幅広い企業にエシカル/サステイナブルのビジネスコンサルティングを行なっている。
2021年、エシカルコンビニを始動。日本エシカル推進協議会アドバイザー。J-WAVE「ETHICAL WAVE」ナビゲーター。

「エシカル」「サスティナブル」という言葉が世の中に浸透する前から、最先端の「エシカル」をご提案されてきた坂口真生さんにお話を伺いました。

現在のお仕事内容をお聞かせください。

アッシュ・ペー・フランスで「エシカル事業部」を立ち上げ、ごく最近独立し、エシカル・ディレクターという肩書きで活動しています。
長年担当しているのは、アッシュ・ペー・フランスが運営する代表的な展示会「ルームス」内でエシカルエリアを担当しています。アジアにおけるエシカルの情報発信地にしたいと思い活動していたところ、SGDsやESGといったグローバルな動きが活発になり、多くの情報や依頼が私たちに集約されるようになってきました。
現在新しいプロジェクトとしては、「エシカルコンビニ」をプロデュースさせていただき、より手軽に「エシカル」と触れ合ったり考える機会を提供しています。
また、現在J-WAVEの『Diamond head ETHICAL WAVE』(毎週土曜18:00~18:54放送)のラジオ番組も、豊田エリーさんとともにナビゲーターを担当させていただいています。
さらに、CWニコルさんが立ち上げられた「アファンの森」のアンバサダーにも就任しました。日本で本当の原生林は実は殆ど残っていないのですが、アファンの森は人工林を原生林に戻していく、というノウハウを培ってきた素晴らしい場所なんです。

エシカルに最初に触れたのはいつですか?

最初は本屋でした。そもそも、ルームスのチームに入ったのはちょうど9年前。会社でも新規事業を立ち上げ屋のように作ってきたので、その時に自分のエリアを作りたいな、となんとなく思っていて。そんな時、たまたま本屋で「エシカル」というものに出会いました。
これは実は結構いろんなインタビューで話していますが(笑)、まさに“雷に打たれた”みたいな感覚で。今まで色々やんちゃもしてきたけれど(笑)、実は一方で両親の影響で社会貢献をしたいという考えもあったんです。両親が社会福祉事業に人生を賭けている姿を小さい頃から見て育ってたところが自分のどこかにあったのかなと。
一方で、そういうマザーテレサ的な生き方って、僕らの現代社会では出来ないことなのか、なんか悪いことなのか?みたいな気持ちが一方で常にあったのですが、それが「エシカル」というキーワードに出会った時に全部繋がったように感じました。
「なんだ、自分の得意なところで社会や地球を良くできるじゃん。」と。

EPWに入られたきっかけは?

ソルトグループでレストランを担当されている方と長い知り合いで、内覧の情報を聞いて来たのがきっかけです。そしてEPWの社長を紹介していただき、サステイナブルやエシカルにご興味があると聞き、話が盛り上がったのでメンバーになろうと決めました。

EPWの魅力とは?

かれこれ8年くらいさまざまなシェアオフィスリサーチをしたので、ぱっと入って面構えとか雰囲気とかを見て、自分に合う合わないがすぐわかるようになりました。EPWは置いてあるものや家具、例えばソファーとかも、オリジナルで作ったことがすぐ分かる。とても居心地の良い場所です。
打ち合わせ等で業界の方に来てもらうことも多いので、「ここの場所の作り方、勉強した方がいいですよ」とお伝えしています。笑
1-2階のレストランセレクトもとてもセンスとバランスが良く、3階から上のメンバーズラウンジのような空間があり、結果素敵な人たちが集う、みたいな。そのトータルディレクションが素晴らしいと思っています。

EPWの中で好きな場所は?

もちろん外はかなり大好きですが、4Fのラウンジエリアも好きなんです。
ビルとしてはそんなに広いわけではないのに、ちょっと気を抜いてくつろげる自分の好みのスポットが結構あちこちにあるっていうのが、EPWのすごくいいところですね。

Mao Sakaguchi

Interview with